日语诵读文选
顾伟坤编著
第一篇 春のあしいと
【作者介绍】
衫树子(杉みき子)(1930年——),儿童文学家。出生在日本新泻县。主要作品有「雪の下の歌」、「角巻きの歌」「火をありがとう」等。
【通读选篇】
春が来て、山の頂(いただき)をおおう雪が次第(しだい)に解(と)け始(はじ)めるころ、残雪(ざんせつ)が山はだにえがきだすさまざまな形(かたち)は、どの地方(ちほう)でも、季節(きせつ)の移(うつり)変(か)わりを告(つ)げる身近(みちが)な目安(めあい)として親(した)しまれている。
妙高山(みょうこうさん)の「はね馬(うま)」と、南葉山(なんばさん)の「種(たね)まき男」は、この地方に、冬の終(お)わりを告げるしるしである。
雪がすっかり解けて、城跡(しろあと)の花見(はなみ)も間近(まぢか)というある夜、暗(くら)いがんぎの下を歩(ある)いていた一人の少年が、後(うし)ろの方から響(ひび)いてくる妙な物音(ものおと)を聞いた。
ぽっか、ぽっか、ぽっか。ぽっか。
音は、軽(かろ)やかに規則正(きそくただ)しく近(ちか)づいてくる。
少年は、馬ではないかと思った。しかし、このごろは、農家(のうか)でも、馬を飼(か)っているところはほとんどない。まして、こんな夜(よ)ふけに、どうして町なかを馬など走(はし)るだろう。
そう思ううちにも、音は次第に近くなり、それといっしょに、ひたひたひたと、人がはだしで走るような音も聞こえてきた。
馬にせよ、人がついているなら……と、やや安心してふり返(かえ)ったが、暗くて何も見えない。少しこわくなって立ちすくんでいるうちに、あしおとはひときわ高くなったと思うと、たちまち少年を追(お)い越(こ)して遠(とお)ざかっていった。
―一急(いそ)げや。今年は遊(あそ)びすぎたすけ、早く行か
顾伟坤编著
第一篇 春のあしいと
【作者介绍】
衫树子(杉みき子)(1930年——),儿童文学家。出生在日本新泻县。主要作品有「雪の下の歌」、「角巻きの歌」「火をありがとう」等。
【通读选篇】
春が来て、山の頂(いただき)をおおう雪が次第(しだい)に解(と)け始(はじ)めるころ、残雪(ざんせつ)が山はだにえがきだすさまざまな形(かたち)は、どの地方(ちほう)でも、季節(きせつ)の移(うつり)変(か)わりを告(つ)げる身近(みちが)な目安(めあい)として親(した)しまれている。
妙高山(みょうこうさん)の「はね馬(うま)」と、南葉山(なんばさん)の「種(たね)まき男」は、この地方に、冬の終(お)わりを告げるしるしである。
雪がすっかり解けて、城跡(しろあと)の花見(はなみ)も間近(まぢか)というある夜、暗(くら)いがんぎの下を歩(ある)いていた一人の少年が、後(うし)ろの方から響(ひび)いてくる妙な物音(ものおと)を聞いた。
ぽっか、ぽっか、ぽっか。ぽっか。
音は、軽(かろ)やかに規則正(きそくただ)しく近(ちか)づいてくる。
少年は、馬ではないかと思った。しかし、このごろは、農家(のうか)でも、馬を飼(か)っているところはほとんどない。まして、こんな夜(よ)ふけに、どうして町なかを馬など走(はし)るだろう。
そう思ううちにも、音は次第に近くなり、それといっしょに、ひたひたひたと、人がはだしで走るような音も聞こえてきた。
馬にせよ、人がついているなら……と、やや安心してふり返(かえ)ったが、暗くて何も見えない。少しこわくなって立ちすくんでいるうちに、あしおとはひときわ高くなったと思うと、たちまち少年を追(お)い越(こ)して遠(とお)ざかっていった。
―一急(いそ)げや。今年は遊(あそ)びすぎたすけ、早く行か
