时针为什么向右转动呢?
2017-04-28 12:21阅读:
时针为什么向右转动呢?時計はなぜ右回りなのか
世の中には、誰も当たり前と思っていながら、よく考えてみるとどうも不思議だ、ということが多い。一例を挙げるなら、時計の文字盤だ。どこの店で売っている時計も、すべて右回りにできている。三時は必ず右側に、したがって九時は必ず左側にある「左巻き」の文字盤なんて、見たことがない。クロックワイズということばまである。しかもこれを当然のことと受け取り、誰も疑わない。
世上有很多大家都会觉得理所当然,但如果仔细去想想的话会发现其实非常的不可思议的事情。举个例子,比如表盘。不管是哪里的商店卖的表,全部都是往右转动。三点一定在表盘的右侧,所以九点一定是在左侧,从没见过向左转动的表盘。甚至还有钟表样式这样的词语,但是这些大家觉得是理所当然的事情,没人去怀疑。
三時と九時が、あべこべになってはいけない、という理由はいったいなんだろう。国際法でもあるのかしらん。それとも、統一型を作って売りやすくするための、国際時計製造業者協会の、世界的な陰謀かしらん。
三点和九点必须是相反的,这样的一个理由到底是为什么呢?我不知道国际法中是否有这一条,或者说,做成统一的样式,会比较好卖呢?又或者说这是国际时钟制造协会的世界性阴谋呢?我并不知道。
このことに疑問を抱いたのは、もうはるか少年の日のことである。戦争が始まろうとするころ、民間でも軍隊式に午後一時を十三時、午後二時を十四時と呼ぶようになり、呼び方に慣れるため、茶の間の時計の文字盤に数字を追加せよ、との達しが区役所から回ってきた。小学生だった姉と私は、13から24までの数字を書き込んだ丸い紙片を、二人で文字盤にはりつけながら、どうして時計はこっちまわりなんだろう、といぶかしんだもんだ。
对这件事起疑问是在很久之前少年时代的某一天。战争即将开始的时候,为了让民间也能像军队一样把下午1点叫做13点、下午2点叫做14点,因此,为了让大家习惯这种叫法,
区政府下令将家里客厅的时钟表盘加上数字。那时还是小学生的姐姐
和我,两个人把从13写到24的数字圆形纸片,贴在了表盘上。我边贴边想为什么时针会往这边转动呢?
その疑問がある日、突然に氷解したのである。
ロンドン特派員をしていたころ、南アフリカのバーナード博士が世界で初めての心臓移植をやった。インタビューのため、すぐアフリカ大陸を縦断、ケープタウンに飛んだ。その時のことだ。
ケープタウンは海に向かって開け、町の背後――つまり町から見て海とは反対側――に平たい頂上で有名なテーブル?マウンテンがそびえている。山には海側から日が当たる。黄色に輝きそめる開け方から、あかね色の夕映えまで、その色は刻々と変わり、峨峨たる山容はなんともいえず美しい。
直到某一天, 这个疑问突然被解开了。
那是在伦敦做特派员的时候,南非的博纳特博士实施了世界首例心脏移植手术,为了采访他,我立刻穿过整个非洲大陆,飞到了开普敦。也就是那个时候的事情。
开普敦面朝大海,城镇在背后---也就是说从城镇来看,和大海是相反的一侧---扁平的山顶组成了开普敦最有名的桌山,阳光从大山的大海一侧照射过来,从闪烁的金色光辉,到暗红色的晚霞,大山的巍巍容貌在那无时无刻变化的光景之下所映衬出来的美,是无法用语言来形容的。
というと、山は町の北側にある、と想像される読者が多いだろうが、実は逆なのだ。山は南側、海は北側で、日は北から当てるのである。ケープタウンが北を向いた港だということは、私も行くまで知らなかった。確かに、南半球なのだから、北のほうほど暖かく、港も家も北向きがよいに決まっている。だが、理屈ではそうとわかっても、私たち「北方人種」の感覚からすると、日のあるほうが断然「南」に思えてしまう。
说到这,肯定有很多读者所想象的场景是山在城市的北侧对吧,然而其实是相反的。山在南侧、大海在北侧,阳光是从北方照射过来的。开普敦是面朝北方的一个海港,我在去之前也不知道这些,明明是南半球,但是北方更暖和,港口,房子朝向北方是理所当然的了,这些道理虽然都懂,但是如果作为我们北方人(北半球的人)」的感觉来看,阳光照射来的方向绝对会认为是「南方」
自然に親しむ人なら、誰でも太陽の位置から方位を割り出しつつ行動する。時計の短針を影に合わせれば、その線と十二時との二等分線が真北―――という例の公式を、ほとんど無意識的に活用しているものだ。
如果是热爱大自然的人的话,不管谁都能从太阳的位置来辨别出方位,只要将时针和阴影重合,那条线和12点的平分线就是正北-----这样的公式,基本都会无意识的去活用。
ところが南アフリカのお日様は私を混乱させた。公式は通用しない。地図を片手に町を歩いていても、何度お日様を見上げ、勘違いに舌打ちしたことか、しかもお日様が、ふだんと反対に、向かって右から左にそろそろと動いたあげく沈むさまなど、異様なる生き物のようにさえ思えた。感動的だった。
但是,南非的太阳却让我变的很混乱,这里公式行不通了。单手拿着地图,走在大街,不时的抬头去看太阳,总让我因感觉错误而不断咂嘴,并且,太阳和平时也是相反的,面向它,是从右向左,最后落山(这一段有点拿不准),感觉就像是异样存在的感觉,使我很感动。
「真北にあるときが正午。とすると、午前十時という感じの位置のときは、ここで午後二時か。するともう二時をちょっと回ったころかな。」―--などど、ある日、大通りで空を仰いで考えていた時だ、突如、天啓のように闪めいたものがある。思わず私は道の真ん中の交通巡查めがけて突進した。
「如果处于正北的中午,感觉应该在上午十点位置的时候,在这是其实是下午2点,或者是刚过2点左右。」等等,某一天,走在大街上仰望天空思考的时候,突然灵光一闪而过,于是我不假思索的冲向道路中间的交通巡查岗。
「日時計はどこ?」「え、日時計?」「そう、日時計!」そのあわてぶりは全く町の風景にそぐわなかっただろう、と思う。「よく公園なんかにあるやつだ。あ、そうだ。公園はどこだ。公園!大きな公園!」
「日晷在哪里?」「唉?日晷?」「对,日晷!」我觉得我这样急匆匆的样子可能和城市的风格很不相符。「公园什么的应该会有这玩意,啊,对了,公园在哪里?公园啊!大的公园」
あっけにとられた巡查をあとに、ともかくタクシーを飛ばしケープダイン中央公園に駆け付けた。親切な運転手君と、日時計に憑かれた男は、二人とも走らんばかりに汗をかきかき公園中を探した。
巡查员一脸懵逼之后,总之我还是坐上了急速飞驰的出租车奔向了中央公园,一个热情的司机和一个对日晷着迷的男人,两个人就这么满身是汗的一直奔跑在公园里寻找着。
それは公園の中央部にあった。石でできた、立派なものだった。喜べ、文字盤はみごとにアンチクロックワイズに刻まれていた。十二時を上に見て三時は左側にある。私はニヤリとした。チップをはずんだ。うれしそうな、しかしわけのわからなさそうな、きまり悪そうな運転手君の表情が忘れられない。
在公园的中央部位放着一个用石头做成、很气派的日晷,我非常高兴,表盘上雕刻着与时钟相反的数字,非常精致。12点刻在上方,3点刻在在表盘的左侧,我微微一笑。非常大方的给了司机小费,他好像很开心,但是完全摸不着头脑的他还是漏出了尴尬表情,至今我都还记得。
結論を言えば、全く馬鹿らしいくらい簡単なことだが、要するにこういう推論が成り立ったわけだ。つまり、あらゆる時計の最初のものはおそらく日時計であろう。それが右周りに時を刻んだということは、太陽の動きに注目した人々が北半球に住んでいたことを意味する。いわば現在の時計の右回りの文字盤は、文明の発祥地が北半球だったという事実の記念碑である、と。
如果要说结论的话,完全是简单的不值得一提,总的来说推论是成功的。也就是说,最早的时钟其实就是日晷,按照其规律向右旋转雕刻时间,所以关注太阳运动的人们是住在北半球的,可以说,现在时针向右旋转的表盘,其文明的发祥地是在北半球。
その夜、私を招いてくれたケープタウン大学医学部の教授の家で、私は「発見」について一席ぶったあげく、同席した実業家に「南半球の数少ない工業国として、逆回りの時計を作ってはいかが、お土産品としても売れること請け合い。」などと放言、「いや、日本から輸入するほうが安上がりだ。」と大笑いになった。
那天晚上,开普敦大学医学院的教授在他家请我吃饭,我说了一下自己的“发现”,同桌的企业家随口说道“作为南半球为数不多的工业国家,做点逆向旋转的钟表怎么样,作为特产肯定好卖”
“不,如果从日本直接进口的话可以更便宜”大家放声大笑起来。
これには続編がある。文部省の文化財保護委にいる義兄がロンドンを訪ねて来てのよもやま話に、この日時計の話が出た。義兄は「水」はどうだったか、と言う。「水」というのは、水槽に水をいっぱいに張って下の栓を抜くと、水が落ちるとき渦を巻く。その渦が北、南半球では必ず逆だというのだ。どちらが右巻きか、左巻きか、暇な方はやってごらんになるとよろしい。同じ半球では何回やっても必ず同じ方向に渦を巻く。
这是一个续篇,在文部省文化财产保护委员会上班的朋友来伦敦时扯的话题,这个日晷的话题一说出来,朋友就说,那“水呢?”所说的“水”就是在水槽装满水,拔掉水槽下面的栓子,水下流形成的旋涡,南北半球肯定是相反的。哪一个向右转,哪一个向左转呢?闲下来的时候可以试试看,在同一个半球,不管你试多少次,旋涡肯定都是向同一个方向旋转的。
ロンドンのわが家で実験を繰り返していたら、家内が突然、「それじゃ赤道の真上ではどうなるのかしら。」と言い出した。二人とも「ウーム。」
さて、赤道の真上まで出張する機会はなかなかやってこないものだな――――というのが野次馬特派員の、あせりにも似た最近の心境である。
我在伦敦的家里反复进行着实验,老婆突然说道“那么在赤道正中间的话,会是什么样的呢?”
二人とも「ウーム。」(两个人都狗带了,,哈哈哈,这个实在是瞎翻的)
然而,去赤道正中间出差的机会却一直都没有。
(很多细节没有处理好,还有不完善的地方。请多指教。)